ホキ美術館

 ホキ美術館
 https://www.hoki-museum.jp/

片道100km、2時間走る。
この時期に久々に遠出したが、帰りは疲労した。
茂原は小学生の時に母の友人の家があり行ったことはあったが、電車では行こうとは思わない場所である。

さて、ここを選んだ理由は、絵の展示より建物である。
外観はともかく、中の構造は驚くほど広い空間だった。
ここは中は一切、カメラの持ち込みがNGであり当然といえば当然である。

写実絵画をまじまじと観たのは初めてであった。
写実絵画の画法を知らなかった私が思うに、初めに写真で撮ったものを上からなぞって描くものかと思った違うようだ。
肌の艶も透明感も、本物そのものとして描けるとは凄い。
時間をかけてモデルの顔の輪郭や立ち位置なども含めて、そのままと同じに描くとは凄いとしか言えない。
だが、多くの作品を観ていると、それ以上の驚きや凄さが感じられなかったのも、写実絵画なのであろうか。
風景や人物、物を忠実に描くことなのか、それとも逆なのか。
これが絵の世界なのでしょうか。


この道は近所に住んでいる学生も通っていたので普段の通路として使われているようだ。
住宅地に美術館があっても来館者だけが使われるものではなく、普段使いで利用されるものでこそ意味があると思う。

ススキが透明感のある映りをした。

外房線の土気駅(とけ)を境に電気が通じている場所が分かれていました。
住居も線路を跨ぐと一変します。
XVとの旅も、これが最後か。

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